久しぶりに実家へ顔出しました。
姉と弟が近くに住んでいることをいいことに、甘えて
忙しいことを理由になかなか顔出さないダメな娘です。
年末に退職して、あっという間に3カ月が経とうとしていて、超ポジティブ思考の私でも実は案外現状への不安や不満はたまっていたようです。
「めっちゃ忙しいのに、全然にお金にならないよー」
と話す私に対し
笑いながら
「ばーか(笑)当たり前だろ。始めたばっかで儲かりたいなら、会社員続けてるだろ。 今は、種まきで当たり前なんだ、そこから成長していくのが楽しいんだから。」
そーなんですよね。そーでした。
Wワークの比重がなかなか変わらない焦りと、自分の技術に対する不安とか、目減りしてくばかりの口座とか(笑)
この仕事には絶対の自信があるはずなのに、不安になる。
直ぐに結果求めようとしてしまう悪いくせ。
母は30過ぎてから起業している大先輩です。私なんかは足元にも及ばないくらい働いて事業を成功させて、その後躊躇なく全ての財産を捨てて愛する人との生活を選択し、
今はお金は無いけど、愛する人と孫に囲まれて幸せな日々を送っています。
そんな母親の言葉はとても、私の心を軽くしてくれました。
「どうせ、野菜食べてないんだろ?」と、食卓には沢山の手料理が並んでいました。
帰りに炊飯器のご飯が全てラップに包まれてスーパーのビニール袋に入っていました。
「私は何にもしてあげられないけどね」
母は良く言います。
いっぱいしてくれています。
「ありがとう」
もっと「ありがとう」なのに言葉にすると、軽くなってしまうような歯がゆい気持ちでした。
「もうすぐ花が咲くから、またお父さんと一緒に写真撮りに行こうね。去年よりは良い写真撮れると思うよ」
と約束して、沢山のラップに包んだご飯と、食べ切れそうもない、大きな豚肉が一枚そのま入った笑っちゃうような野菜炒めの入ったタッパーをスーパーのビニール袋に入れて実家を後にしました。
その日の夜は、嬉しいお仕事のオファーがありました。
今日は、新しい分野のお仕事の契約に行ってきます。
ちゃんと、進んでるじゃんね。
お母さん
ありがとう。