前回のブログの続きです。
人生にはときどき、想像したこともない出来事が不意に舞い降りたりします。
おばあちゃんが、警察に電話している間に1階から声が聞こえます。
「おぉぉぉぉぉぉぉぉい!!」
「おぉぉぉぉぉぉぉぉい!!」
おじいちゃんが1階から、2階に上がったまま戻らないおばあちゃんを呼んでいます。
しかし、おばあちゃんは全くおじいちゃんの声は聞こえないのでしょう・・・。(笑)
1階に戻る様子はありません(当たり前ですが)
おばあちゃんと、私、息子はとにかく気配を消して静かにしていました。
一体何が起きたのか、おばあちゃんに聞きます。
その日は、たまたま義理姉が来る予定になっていたので玄関の鍵を開けていたと(ダメでしょ〜っ)
義理姉が到着するまでの間、義理の両親(おじいちゃんおばあちゃん)
そして義理母の母(ひいおばあちゃん)は居間でくつろいでおりました。
すると、居間の窓から見知らぬ若い茶髪の男性が我が家の庭に入ってくるのが見えました。
「誰?」
と思ったのも束の間、その男は無言で玄関を開け中に入ってきました。
右手には包丁を持ったまま・・・・。
男は家に上がるなり部屋中を落ち着かない様子でうろうろと歩き回ります。
そして、おじいちゃん、おばあちゃんの姿を見つけると
「助けてください」
と怯えた様子。
何やら悪い奴らに追いかけられ、逃げてきていると。
敵が来たら、攻撃するための包丁を手に持ち・・・・。
私は2階の窓から警察が来てくれるのを待ちます・・・・。
命の危険を感じている時って、待っている時間がとてつもなく長く感じます。
「歩いて5分のところに派出所があるだろー!!」
と心の中で叫びながら・・・。
とてつもなく長い時間に感じましたが、おそらく15分くらいなのでしょう。
やってきました。
原チャリのおまわりさん。
大丈夫なのか!?