私は今、カメラマンとしてお仕事をさせて頂いてますが
50年の人生の中で、一番最後にチャレンジしたものがカメラです。
だから、そもそもカメラマンとして今から有名になりたいとかいう年齢でもありません。
やっぱり私のベースは介護福祉士で
毎日
「つまらない」
「生きてたってしょうがない」
今日という日を、せっかく生きているのに
無気力に、ただ時間を消費してるだけの日々の高齢者をたくさん見てきて
1日でもいい
「喜んでもらいたい」
「元気になってもらいたい」
「今日、生きててよかった」
そう思ってもらいたい。
それを追求していったら、私の場合は写真にたどり着いたという感じです。
だから、喜んでもらうために
美容師の資格も取ったし
メイクも勉強したし
綺麗になったら、元気になってくれて
とっても嬉しそうにしてくれるから
その姿を写真に残したいと思ったのです。
今は毎日が勉強で、写真のことばかり考えています。
でもそれは、評価されたいでも有名になりたいでもなく。
「もっと、喜んでもらいたい」
ただそれだけです。
写った自分の写真を見て
「わあ、綺麗」
と感動してもらいたい。
ウキウキと楽しい気持ちになってもらいたい。
なので私は
「幸せをつくるカメラマン」
でありたい。
心の底から嬉しさが溢れてくるような写真を残したい。
写真撮影の日を
「最高に楽しい1日だった」
と思ってもらえるように。
そんな時間を提供できるカメラマンになりたい。
これからも喜んでもらうための努力は続けて行きたいと思います。
よろこんでもらえるならどこまでも行きたいし
どんなに重い荷物でも運びます。
それが私の
最高に楽しい毎日だから。
仕事風景を撮影してくれた野中真希カメラマンに感謝申し上げます。